ジョン・ル・カレ原作の映画。
ブルーレイがお手ごろの値段になったのを機に購入。
主人公をはじめ主要キャラの細かな設定・立ち位置などは観はじめは分かりにくくもありますが、
中盤の頃にバッハマンやモア、それとマーサとの関係性、それぞれの思惑さえ理解出来れば難なくストーリーにのめり込める。
各々の平和や正義に対する捉え方の差異が悲劇的なラストを呼び込む。
スパイ物ですが、ル・カレよろしくアクションなどは無く、相変わらず地味ですが、終始「ハラハラ」します。
一回観賞してラストまで分かった後に再観賞すると今度は「ヒリヒリ」してくる。