2009年制作のTVドラマ。比較的原作に近いBBC文芸ドラマの中で何故か本作は原作(原文)をかなりデフォルメしている。その為海外での評価は後述の2作より否定的、自分もそう思う。
「家庭教師妄想説」を強調するためか、原作にないシーンが多々あり、また時代設定も異なるので、観ていて違和感を感じる。同じ英国作品でもITV版(1999年)は「ゴシックホラー」に近いがより原作の雰囲気を残している、しかしBBC版よりドラマチック(特にラストの部分)、より悲劇的で救いがない。これに対し旧い米ABC-TV版(1974年)はホラー作品として扱っているが、脚色が殆んど無く雰囲気は一番良い、しかしラストシーンが何故か原作と全く異なるのが大欠点。
原作には、ある男が臨終前に「昔ある女性から預かった秘密の手記がある」と告白するプロローグがあり、それから本編が始まる。このプロローグを見逃さなかったのは流石にBBCだが、これを精神病院での触法病棟の場面に設定してしまい最初から視聴者に「家庭教師妄想説」与えてしまった(他社はこのリスクを考えて、あえてプロローグを無視したのかも知れない)。原作はジェームス作品の中心である技巧を凝らした心理小説であり、それに当時流行っていた「幽霊話の科学的証明(原作者はこれらをイカサマとして信じていなかった)」を取り入れたもので、「幽霊」は話を面白くするためのネタの一つに過ぎない。自分は、原作の内容は「成熟した語り手による、未熟だった頃の失敗の告白である」という研究者の意見に賛成する。つまり、「性的欲求不満による妄想 」ではなく、田舎娘の未熟さと想像力の過剰、職務への忠実さが、多感な子供達の行為を「幽霊の悪影響」と思い込み暴走・孤立のあげく、このような結果を招いてしまったのである。それを最初から「家庭教師妄想説」と 決めつけ、それを連想させるシーンまで挿入してしまったのが本作の失敗であり、海外での底評価の原因あると思う。
結局、本作の納得できる映像作品は無く、強いて挙げれば一番ドラマチックな(演出過剰な気もするが)ITV版か?
(ITV、ABC-TV版は米amazonで購入出来るが、ABC-TV版は北米仕様のためリージョン1への変更が必要。また字幕無し)。
注:新型コロナのため米amazonは当面2020年4/1~14まで海外からの受注を停止している。
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ピーター クイント
2,0 de 5 estrellas
BBCの失敗作
Revisado en Japón 🇯🇵 el 4 de marzo de 2020
wabi-suke
5,0 de 5 estrellas
美しい映像化
Revisado en Japón 🇯🇵 el 9 de septiembre de 2015
ジェイムズの『ねじの回転』の映像化と言えば、デボラ・カーの白黒版が有名ですが、新しいものも観たいな、と思っていたところにこのBBC版に出会いました。
丁寧な映像で、田舎の邸の美しさとゴシックな怖さが両方出ていて、ほぼ満足です。『ねじの回転』と言えば、ホラーとも妄想とも二通りに解釈できることで有名ですが、このドラマも頑張ってどちらとも解釈できるようにできています。
映像化にあたっては、全体を派手に仕立てている感じは否めません。ヒロインの家庭教師にアンという名前がついている、それは無理ないけど、物語の枠の部分が、精神病院に入れられた(かつ審理にもかけられる)アンが、学者(心理学者?)に自ら体験を語るという体裁になっています。時代も第1次大戦時に移されて、「余った女が欲求不満になる」性的なモチーフが前面に出され、アンの雇い主のチャラ男ぶりにびっくり、そんな男にあからさまに心惹かれる彼女にもびっくり、「悪い」召使クイントの悪魔ぶりにもびっくり(あれじゃ普通解雇、どころか告訴されますよ?―戦争中だから無理、という上手な説明になってますが)。使用人たちもすごくアンに意地悪。
マイルズが、美少年というより、正直一目でかなり邪悪に見えて怖かった…。フローラは大人っぽく、妹でなく姉みたい。アンと学者は『ダウントン・アビー』のメアリーとマシューの役者さんなので、途中で別のものを観ているような錯覚も。『ダウントン・アビー』ファンには違う楽しみ方もできるかもしれません(貧乏なメアリー、あり得ない!とか)。
丁寧な映像で、田舎の邸の美しさとゴシックな怖さが両方出ていて、ほぼ満足です。『ねじの回転』と言えば、ホラーとも妄想とも二通りに解釈できることで有名ですが、このドラマも頑張ってどちらとも解釈できるようにできています。
映像化にあたっては、全体を派手に仕立てている感じは否めません。ヒロインの家庭教師にアンという名前がついている、それは無理ないけど、物語の枠の部分が、精神病院に入れられた(かつ審理にもかけられる)アンが、学者(心理学者?)に自ら体験を語るという体裁になっています。時代も第1次大戦時に移されて、「余った女が欲求不満になる」性的なモチーフが前面に出され、アンの雇い主のチャラ男ぶりにびっくり、そんな男にあからさまに心惹かれる彼女にもびっくり、「悪い」召使クイントの悪魔ぶりにもびっくり(あれじゃ普通解雇、どころか告訴されますよ?―戦争中だから無理、という上手な説明になってますが)。使用人たちもすごくアンに意地悪。
マイルズが、美少年というより、正直一目でかなり邪悪に見えて怖かった…。フローラは大人っぽく、妹でなく姉みたい。アンと学者は『ダウントン・アビー』のメアリーとマシューの役者さんなので、途中で別のものを観ているような錯覚も。『ダウントン・アビー』ファンには違う楽しみ方もできるかもしれません(貧乏なメアリー、あり得ない!とか)。

アルト
2,0 de 5 estrellas
うーん
Revisado en Japón 🇯🇵 el 26 de septiembre de 2015
孤立はよくないということかな。幻覚が見えたとしても特に実害(言葉遣いや態度が悪いくらいだし)はなければそんなに心配しなくても良かったのに。